英国生まれの純粋種を受継いだ、花園黒豚100年の歴史とは?
日本の黒豚は花園から始まりました。
英国原産の黒豚(バークシャ種)は、東京から約1時間、関越自動車道の花園インターチェンジすぐそばに位置する埼玉県花園町(現在の深谷市)で花園黒豚として飼育が始まりました。
秩父連山を望む、荒川の清流の畔で、花園黒豚は育てられ、現在では日本の黒豚のおおもとと言っても言い過ぎではありません。
先代から受継がれ100年
花園黒豚100年の軌跡
- 明治29年(1896年)
- 笠原五郎吉が東京府下滝野川の養豚場で英国より輸入、飼育されていた種豚を譲り受ける。
- 大正3年(1914年)
- 埼玉県委託種豚場に指定される。
- 大正14年(1925年)
- 中国(満州)に輸出。
- 昭和24年(1949年)
- 埼玉県知事・農林大臣より表彰。
- 昭和25年(1950年)
- 高松宮様より表彰。
- 昭和28年(1953年)
- フィリピン・ベトナム・台湾・朝鮮・沖縄奄美大島政府に輸出し外貨獲得。
日本国再建に貢献。 - 昭和30年(1955年)
- 内閣総理大臣より黄綬褒章を授かる。
- 昭和43年(1968年)
- 農林大臣より表彰。
- 昭和51年(1976年)
- 花園黒豚の卸・小売部門を開設。
- 平成7年(1995年)
- 三越日本橋店(東京)で、展示販売開始。
- 平成10年(1998年)
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- ・英国養豚会の視察に訪英。
- ・全国食肉コンクールにて受賞。
- ・彩の国黒豚倶楽部会長に就任。
- ・道の駅はなぞので、展示販売開始。